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織田信長と家臣団の城をテーマにしたシリーズ第八弾は、前回に続いて「府中三人衆」の一人・佐々成政と、その居城小丸城のセットです。
天正3年(1575)、織田信長は越前一向一揆を平定した後、前田利家・佐々成政・不破光治の三人に府中周辺二郡の統治を命じました。この三人は後に「府中三人衆」と呼ばれ、それぞれ前田利家は府中城、佐々成政は小丸城、不破光治は龍門寺城を本拠としました。
小丸城は現在の福井県越前市五分市町に築かれた平城で、佐々成政が越前支配の拠点として築城した城です。本丸や土塁、堀の遺構が現在も残り、昭和31年には福井県指定史跡となりました。また、小丸城跡からは文字が刻まれた瓦が発見され、一揆と前田利家による鎮圧の様子が記されていたことから、戦国史を知るうえでも貴重な史料として知られています。
築城主の佐々成政は、織田信長の側近として「黒母衣衆」の筆頭を務め、長篠の戦いでは鉄砲奉行として活躍しました。その後、越中支配を任され富山城へ移りますが、本能寺の変後は柴田勝家方として戦い、豊臣秀吉に降伏。肥後国主となるものの、肥後国人一揆の責任を問われ、天正16年(1588)にその生涯を閉じました。
本セットでは、織田政権の北陸支配を支えた武将・佐々成政と、その原点となった小丸城の歴史を感じていただけます。